あなたはやってる?人気嬢が必ずしている○○
2022/09/14 在籍女性のコラム by.なーな
突然ですがここで問題です。
【 デリヘル嬢の仕事はなんでしょうか 】
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出そろったかな。
ではここでなーな式解答。
ズバリ、
写メ日記をがんばることです。
それだけです。
…いや、わかるよ。
来てくれたお客様に楽しんでいただくこと、それも不正解ではない。
では逆に聞きます。
どうやってお客様に来てもらうの?
繁忙期はいいかもしれない、けれど閑散期は?
お店がつけるのを待つの?
いいえ。
来てほしいお客様を呼ぶツール、それが写メ日記だとわたしは思うんです。
風俗のお仕事とは
今更なことをあえて書きます。
デリヘルに限らず風俗業は大体そうだと思うんですが、完全歩合制です。
いくら出勤をあげたって、いくら待機したって、お仕事にありつけなければ一銭にもならんのです。
もちろん、お店は「稼いで帰ってもらおう」と電話が鳴ればお客様に勧めるでしょう。
それがお店のお仕事だから。
では私たちの仕事は?
少しでも電話が鳴るよう、少しでも自分に会いたいと思う方からの指名を取れるように、まだ見ぬお客様へアピールすることなのではないでしょうか。
そもそも。
お店がつけたお客様をきちんと接客するのなんてごく当たり前の話です。
(※クソ客は除く)
それ以前のところから、わたしたちのお仕事は始まっていると、わたしは思うのです。
写メ日記はとっても大事なツール
話が少し変わります。
少しお値段の張るものを買う時、皆さんはどうやって選びますか?
例えば…そうだな、家電。
冷蔵庫にしよう。
新しく買うとして、そんなとき。
予算の中で出来る限り良いものを買いたいとは思いませんか?
その冷蔵庫がどのくらいの性能なのかを、
その冷蔵庫の使い心地を、
カタログだけではわからない部分を知りたいとは思いませんか?
お客様も同じ気持ちかもしれませんよね。
そして、きっとその材料がわたしたちにとっての写メ日記だと思うんです。
このお仕事をしたことのある方ならわかると思いますが、
お客様は指名するとき、結構な確率で写メ日記をチェックなさいます。
つまりはきっと、そういうことなんじゃないかな。
写メ日記はいわば自分のブランドパンフレットのようなものです。
自分をどう売り込みたいか、自分をどう見せたいかがここに集約されます。
例えば…。
一発で目を引くような過激な写真と、それに沿った文章を載せたらどうなるでしょうか。
かわいく自撮りした顔の写真と、それに沿った文章を載せたらどうなるでしょうか。
画像と「会いに来てね♡」と一言だけ添えた日記を書いたらどうなるでしょう。
それぞれ答えは簡単です。
「そういう子が好き」なお客様がいらっしゃいます、はい。そりゃそうだ。
デリヘルに限らずどんなお仕事でもそうだと思うのですが、「仕事(お客様)を選ぶ」という行為は決して手放しで喜ばれるものではありません。
けれど、
「こんなお客様に来てほしいな」
「こんなお客様ならいいな」
と、写メ日記の使い方ひとつで、来てくださるであろうお客様を選ぶことが私たちにはできると思うんですよね。
ちなみに。
私の写メ日記は独特、とよく言われます。(きっと褒め言葉…!笑)
写真こそ下着姿や身体のラインがわかるようなものを載せますが、中身にエロはありません。
むしろエロいことは書きません。
お礼の日記でさえ、プレーなどの生々しい話題は選ばないようにしています。
では何を書いているのか。
日々の起こったことやそれに対して思ったことを、少しだけ掘り下げて書いています。
「お客様からたくさん褒められちゃった、嬉しい!」
からの
「…褒められると調子に乗ってしまいそうで、そんな自分を戒めるためにわざと悪く言っちゃう」
「でも、ほんとはすごく嬉しいよ」
みたいな。
まぁ、大体ほんとに思ってることをそのまま文章化しただけです。笑
自分で意識してることとしては、
「商売っぽさを無くす」
「素直に」
「自分がどういう人間かを明記しないで表現する」
この3点ですかね。
実際、そんな日記を書くわたしを好んでくださるお客様というのはどんな方々なのか?
といいますと、、、
わたしのようにちょっと独特な笑、けれどとっても優しくて真面目なお客様がとても多いです。
つくづくお客様に恵まれてるなぁとも思いますし、「お仕事し易い環境」に持っていくのは自分のやり方次第だなぁとも思っています。
逆に、わたしの日記を読んだことで「なんだこいつ、めんどくさそうなやつだな」と思って指名をやめるお客様もいるのかもしれません。
一見するとデメリットのようですが、考えようによっては、「相性の合わないお客様と接客しなくて済んだ」という精神的に大きなメリットも実はあるんじゃないかと、わたしは思ってます。
編集後記
最後に。
わたしの一番の武器は写メ日記、と勝手に思っています。
本人のスペックはぶっちゃけあんまり良くありません。笑
けれど、日記を読んで指名して、そしてリピーターになってくださったお客様はもれなくこう仰います。
「なーなさんは、そのままがいいよ」
「なーなさんが居てくれるだけでいいんだよ」
自分に合ったお客様と巡り合えたなら、多少しんどいときでもがんばれるような気がして、わたしは今日も日記を書いています。