セックスレス解消のためにデリヘルを始め、女性の魅力を取り戻した体験談
私の場合は「女としての魅力を再確認したかった」というのがデリヘルのお仕事を始めた理由です。始めた時には、もう35歳を超えていました(正確な歳は伏せさせていただきます)。
■女でなくなっていく自分に恐怖を感じた
女性なら(男性でも?)35を超えるともう自分の体にかなり自信がなくなってくると思います。旦那ともすっかりセックスレスになっていて、最後にしたのはもう6年も前という、結構ひどい状態になっていました。
女性はエッチによって綺麗になるという話は本当で、その逆の状態になった私は自分の体がどんどん衰えていっているのを感じました。
本気で美容に力を入れないといけないとも思いましたが、そんなお金も時間もなく、うまくお金を貯める方法を考えないといけない、とずっと思っていました。
加えてセックスレスでどんどん女でなくなっていく自分にも恐怖を感じていたので、その両方の問題を解決するために、「デリヘルをやろう」という結論に達したのです。
■中村うさぎさんに背中を押された
何でデリヘルだったのかというと、私が好きな作家の中村うさぎさんも、「女性としての魅力を磨くため」という理由でデリヘルをやられていたからです。
中村さんについては賛否両論あるとは思いますが、叩かれている理由の半分くらいは、女性の本音(本当はやりたいと思っていること)を次々と行動に移しているからだと思います。
中村さんの話はさておき、そういう影響もあって風俗のお仕事の求人情報を見ている時も、自然とデリヘルから探すようになっていました。
もう年齢的にキャバクラやホステスは無理でしたし、セックスレスを解消するにはやはりエッチがある仕事がいいと思っていました。
かと言ってソープは色々と不安ですし、イメクラなども先生役(?)などのシナリオに付き合う演技力がゼロだという自信があったので、自然と消去法でデリヘルになっていきました。
■恋愛でもエッチ面でも満たされた生活
デリヘルのお仕事をするようになってから、収入は驚くほど伸びました。少し真面目にやったら旦那の稼ぎも超えてしまうと思います(これは素直に喜んでいいのかどうかわかりませんが。笑)
最初はこんなオバさんの私でも需要があるだろうかと不安でしたが、その分丁寧に接客したこともあり、たくさんの常連さんがついてくれました。私がこの年齢でデリヘルをして気づいたことは「男性は何歳になっても年上に甘えたい気持ちがある」ということです。
こうした男性の心理としては「年下ではダメ」なんですね。中には「年下に甘えるのがいい」という嗜好の方もいるかも知れませんが、半数以上の男性は「それはちょっとプライドが許さない」と思っているわけです。
私のように年上だと、私が男性に対して「かわいい」と言っても説得力がありますし、もう30を過ぎている男性でも平気で甘えることができるので、実は私のような年齢のいっている人妻さんや熟女の方というのは、かなり需要があるのです。
おかげでたくさんお金を貯めることもできましたし、家にこもっていては感じることができなかった「自分が必要とされている喜び」も感じることができました。それで生活も充実するようになって、浮気はしていませんが、プライベートでも男性とかなり縁があります。
旦那は私が綺麗になったのは、習い事などで他の男性と会うようになったからだと思っています(それも有りますが)。その嫉妬心や危機感からか、最近はよく体も求められるようになり、エッチの方でも満たされるようになりました。
デリヘルのお仕事をしておいていうのもなんですが、やっぱり旦那は大事な人で、だからこそ結婚したんだな、とあらためて感じました。肌を触れるというのは、言葉では伝わらないものがいろいろ伝わりますね。久々にエッチをした時、つくづくそう思いました。
私のように夫婦のセックスレスで悩んでいるという女性には、私のような体験談もぜひ参考にしていただけたらと思います。