なーなの育ての親は26歳【前編】

2020/08/15 在籍女性のリアル体験談 by.なーな

「育ての親は26歳」…なんて訳アリ!笑

 

こんにちは。なーなです。
今回はわたしがとっても世話になった方について書こうと思う。いわば育ての親みたいなものです。

 

わたしがデリヘルを始めて半年がたった頃、系列店から彼はやってきた。
その頃のわたしはわりと干されてた部類のように思う。笑

 

今、思えば本指名数もそこそこあったのになぁと思うのだけれど、まぁきっと当時の管理者と反りが合わなかったのかもしれない。
そういうことにしておこう。

 

Yくんと写メ日記

後になーなの育ての親となる彼をなんと呼称しようかな。
…「Yくん」にしよう。

 

言っておくがくん付けなんぞしたことはないぞ。
きちんとYさんとお呼びしてましたが、まぁここでは親しみを込めてY「くん」にしよう。

 

まず、Yくんは写メ日記を重視するひとだった。
アウトコールの度に、「じゃあこの後は写メ日記を書きながら待機しててもらっていいですかね〜」と全員に言っていた。

 

ナンバーワンにも、わたしのような端くれにも同じように、だ。

 

すごい、ある意味平等。
そのせいかはわからないが働く女の子からの評判は良いものではなかったように思う。

 

むやみやたらにチヤホヤしなかったからかな?そのほうが信頼できる、とわたしなんかは思っちゃうけど。それでも彼はお構いなしに言い続けていた。

 

わたしは、というと。
たしかに毎回「日記書いといて〜」、「写メ日記〜」と言われるので、とりあえず黙らせるためにたくさん書くようになった。まんまと彼の術中にはまったわけである。

 

それまでのわたしといえば出勤日に2〜3件、定型文の日記をあげるような女だった。

 

「これから出勤です♡」
「遊んでください♡」

 

今、思い返してもクソつまらない…!
わたしが男だったらそんなやつを呼びたくないわな。

 

そんなわたしが4倍日記を書くようになった。

そして今までの書き方をやめた。

 

仕事としてどうやってお客様の目を引こうかと考え始めたのだ。

そこからわたしのデリヘル人生が大きく変わる。

 

写メ日記って凄い!

まず写真指名のお客様が激増した。

 

今までいるのかいないのかわからないような嬢が急に存在感をアピールしたのだから、まぁ自然っちゃ自然な流れのような気もするが、それは驚くほどの変化であった。

これはYくんに礼を言わねば、とそのことを伝えると

 

「なーなさん、やればできると僕は思ってたんだよね」
「(うっとりとした顔で)自分のプロデュース力にクラクラする」
「見てみて、僕のデスクトップ画像。角野卓造なんだよ」

 

そんなことを言いながら彼は新人嬢のプロフィールを書いていた。
パソコンの角野卓造と目が合った。

 

……変なやつ!笑

 

しかしわたしもわたしで変なやつ加減は負けていなかったので、より日記に力を入れるようになった。

すると今度はわたしに写メラー(※写メ日記のピックアップコーナーのようなもの)の枠を作ってくれた。

 

このことが相乗効果となり、今度はアクセス数が跳ね上がった。

そうこうしてキャリア10ヶ月を迎える頃。気付けばわたしはNo.2のタグをつけられていた。

 

「なーなさん頑張ってるから」
何を聞いてもYくんはそうとしか言わなかった。

 

…余談だが、この頃に懇意にしていただいてたとあるリピーターさんからこんなことを言われた。

 

「地下アイドルがどんどんメジャーになってくさまを見せつけられてるような気持ちで、僕は複雑だよ」

 

誰が地下アイドルやねん!と思ったのだが、もしかしたら本当にそのくらいのスピードで駆け上がっていたのかもしれない。

 

仕事は好きだけど、これはつらい

そんなある日、わたしはひとつの問題に直面する。

他の女の子からの嫌がらせだった。

 

物を壊される、物がなくなる、は日常茶飯事だったし、わたし自身もあまり気に留めていなかった。
「わたしも人気者になったものだな!」と能天気に考えていた程度で。

 

しかし。
匿名掲示板の内容がプリントされたものが仕事用カバンに入っていた。

 

「誰や、入れたの。」

 

思わず読んでしまい、後悔することになる。

 

どうやら私はフリー待ち要員らしい。
どうやら私は本番嬢らしい。
どうやら私は他の嬢をいじめているらしい。
どうやら私はYくんとデキてるらしい。

 

…最後のが1番堪えた。

 

「んなわけねーだろ!」
でも誰に言えばいいんだろう。

 

わたしはYくんに謝りたくて仕方がなかった。
「あの、掲示板のさ…」
私が言い終わらないうちにYくんは自分のスマホで掲示板のサイトを見始めた。

 

「なーなさん人気者じゃないすかー」
「本番やってるんすか!」
「あ、冗談でーす」
「…今の笑うとこなんだけど」

 

そしてぐずぐずするわたしを一喝するように言った。

 

「なーなさんが努力してることを僕は知っています」
「それじゃ不満ですか?」

 

努力してるのになんでこんな気持ちにならなきゃいけないんだ。

 

なんでよく知らないひとからこんなことを言われなきゃならないんだ。書いてるのなんてどうせあの辺で待機してるやつらでしょ?もうやだ、辞めるのも嫌だけどこんな気持ちになりたくない。おとなげないな、と自分で自分に呆れたがわたしはそれを止められなかった。

 

が、Yくんの言葉でぴたりと止まることになる。

 

「じゃあそんなクソみたいな書き込みを見る暇もないくらい、なーなさんがもっと忙しくなればいいんですよね」

「なーなさんが家に帰ると疲れてすぐ寝ちゃうくらい、携帯を見る間もないくらい忙しくすれば、これからもなーなさんは僕と仕事してくれますよね」

「なーなさんが嫌でなければ僕は僕の仕事を全力でしますが、覚悟はいいですかね」

 

………

そう来たか。
どうなる、わたし!

 

後編に続く!

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