性器ヘルペス

病気の概要
・男女ともに痛みが大きいですが、特に女性は激痛が走ります。
 (おしっこをするだけでも激痛が走ります)
・ヘルペスウィルスは死滅しません。 
 (治療によって症状の発症を抑える、という形になります)
・口周辺のヘルペスとは違います。
 (両方ともヘルペスウィルスですが、口の周辺は口唇ヘルペスという種類、性器周辺のものは性器ヘルペスという種類です)
感染経路・原因
・セックス・アナルセックス・オーラルセックスなど全ての性行為によって感染します。
・ヘルペスに感染している部分と接触することで感染します。
・症状が出ていない状態でもウィルスは活動しているので、感染可能性があります。
・口唇ヘルペスと性器ヘルペスは別のものですが、口唇ヘルペスが出来ている時にオーラルセックスをすると、性器ヘルペスとなって感染します。
・妊婦さんの場合、出産時に母子感染をする可能性が高くなります。
 ヘルペスウィルスは死滅させられないので、一度ヘルペスにかかったら、その後のすべての出産で感染の危険があると言えます。
 そのため、ヘルペスに感染している妊婦さんは帝王切開が勧められることが多いです。
 子宮や膣を通過しなければ感染の危険性がないからです。
病気の症状

▼男性の場合
【発症箇所】
尿道・肛門・陰嚢・喉に感染します。

【症状】
初期症状では、感染した部分にヒリヒリした痛みやむずがゆさを感じます。
2日~10日ほど経過すると、赤い水ぶくれや発疹ができるようになります。
サイズは大体1mm~2mm程度です。

後にこの発疹や水ぶくれが破れて潰瘍(ただれたもの)ができます。
痛みだけでなく発熱も伴い、太もものリンパ節も腫れたり傷んだりします。
その他に症状が出る場所としては、肛門の周辺、直腸の粘膜、太もも、お尻などが挙げられます。

・再発時の症状
ヘルペスは再発が多い性病です(ウィルスが死滅しない為)。
感染者の80%は1年以内に再発すると言われています。

健康な生活をしていれば再発は防げますが、ストレスをためる、過労になる、セックスを多くするなどによって再発します。
症状が出る場所は最初の感染と同じで、他にも太ももやお尻に広がることが多いです。
唯一の救いは、初感染の時より再発時の方が痛みは少なく、早く治るということです。
これはウィルスに対する免疫が出来ているためです。

▼女性の場合
【発症箇所】
子宮・膀胱・肛門・陰唇・膣・喉などです。

【症状】
潰瘍(ただれ)や水ぶくれができます。
女性の場合は排尿ができなくなるほどの激痛が走り、熱が出ることもあります。
また、男性同様にリンパ節が腫れたり痛んだりもします。

最初に症状が出る場所は外陰部やお尻、膣の入り口などで、その後膀胱や子宮頚管などに広がっていきます。

・再発時の症状
これは男性と同じで、再発率がとても80%以上あります。
再発しやすい条件も同じで、過労やストレス、セックスなどです。

再発が起きる前に太ももやおしりに潰瘍、水疱ができます。
前兆として神経痛などの別の痛みが先に出ることもあります。
症状が初感染の時より軽く、早く治るのも男性と共通です。

口に感染すると、性器ヘルペスとは別の口唇ヘルペスという症状になります。
感染原因はオーラルセックスやディープキスなどです。
対処法・検査・治療
当然ですが、すぐに病院に行く必要があります。
発症までの期間は約2日~10日で、検査が可能な期間は症状が出た以降であればいつでもです。
(ウィルスが採取できる状態になるため)
当社での対策
当社ではその他の性病と合わせて、性器ヘルペスについても万全の予防体制を整えています。定期検査、希望による臨時検査はもちろん、スタッフも皆このような知識を持っているため、ヘルペス予防に関する適切なアドバイスもできます。

そのため、ヘルペスやその他の性病予防についても安心してお問い合わせいただけたらと思います。
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